2008年03月のアーカイブ

Garden of Mirei Shigemori Residence

重森三玲邸書院・庭園 

京都吉田神社の大きな鳥居を通り過ぎることわずか
重森三玲庭園美術館(旧重森邸)の門が姿をあらわす。
門をくぐり、庭へ入ると そこには 重森が半世紀を費やし、
つくりあげた理想の空間が広がっていた。

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重森三玲邸 大書院正面の庭園 / 
中央の蓬莱島に組まれた鶴石組

起立した大小の石がは乱立しているようにも見えるが 
それは緻密に並べられ
強くて美しい重森の庭を埋め尽くしている。


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重森三玲邸 大書院から庭園を眺める友人

部屋に吊られた楕円型の提灯は 
友人イサム・ノグチから寄進されたもの。


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重森三玲邸 好刻庵(書院式茶亭内部)

市松模様の襖が印象的。
彼が提唱した「永遠のモダン」が細部にいたるまで表現されている。


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重森三玲邸書院・庭園(重森三玲庭園美術館)
京都市左京区吉田上大路町
一般公開は予約観覧制
見学可能時間:火曜~日曜 (月曜休)
10時、11時、14時、15時、16時(有料、予約観覧制、簡単な説明付)
TEL : 075 761 8776


ドイツ・ポスター展 in 京都国立近代美術館

ドイツ・ポスター 1890–1933
Moderne Deutsche Plakate 1890–1933

 20世紀始めのドイツ。他の国がそうであったように またドイツでも急速な経済成長を背景に各都市で多彩なポスターが製作された。いわゆる「即物的ポスター(Sachplakat)」の台頭はこのころの特徴としてあげられるが、ベルリンの代表的な作家として知られるルツィアン・ベルンハルトは「即物的ポスター」の旗手として、広告ポスターの基本要素を三つのパーツ「画・背景・テキスト」に還元し、美的でありながら瞬間的な内容伝達を可能にする新たな画面構成を創造した。

展覧会は以下のように続く・・・
 第I章 近代ドイツ・ポスターの先駆者たち:1890–1900年
 第II章 近代ドイツ・ポスターの黄金時代:1900–1914年
 第III章 第一次世界大戦中のポスター芸術:1914–1918年
 第IV章 ポスター芸術の新潮流:1919–1933年
 第V章 日本にみるドイツ・ポスター:その受容と展開

言語がドイツ語ということで
何のポスターなの理解できないものがいくつかあった。
ベルンハルトが提唱した広告ポスターの基本要素が “画・背景・テキスト” であるならば
そのうちの1つであるテキストが私の場合抜け落ちているわけで
理解できなかったりするのも当然といえば当然か・・・・

絵画的なポスターが即物的ポスターに発展し
そして、それはますますドイツ的なものに変化していっていると感じた。
日本でもおなじみのバウハウスのポスターは、幾何学的な美しさに溢れていた。
また、今では当たり前の写真だが、他の同時代の(イラストで描かれた)ポスターと並んでいると
写真を使用したものなどは、驚くほど違ったものに見えた。

こうして100年も前のポスターを眺めていて思った。
大昔に作られたはずのポスターにも
時代を超えて私たちに訴えかけてくる強さ、新しさがある。
モダンであるということはそういうことなのだと・・・


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ドイツ・ポスター 1890–1933
期間:平成20年2月26日(火)~3月30日(日)
休館日:毎週月曜日
場所:京都国立近代美術館