ドイツ・ポスター展 in 京都国立近代美術館

ドイツ・ポスター 1890–1933
Moderne Deutsche Plakate 1890–1933

 20世紀始めのドイツ。他の国がそうであったように またドイツでも急速な経済成長を背景に各都市で多彩なポスターが製作された。いわゆる「即物的ポスター(Sachplakat)」の台頭はこのころの特徴としてあげられるが、ベルリンの代表的な作家として知られるルツィアン・ベルンハルトは「即物的ポスター」の旗手として、広告ポスターの基本要素を三つのパーツ「画・背景・テキスト」に還元し、美的でありながら瞬間的な内容伝達を可能にする新たな画面構成を創造した。

展覧会は以下のように続く・・・
 第I章 近代ドイツ・ポスターの先駆者たち:1890–1900年
 第II章 近代ドイツ・ポスターの黄金時代:1900–1914年
 第III章 第一次世界大戦中のポスター芸術:1914–1918年
 第IV章 ポスター芸術の新潮流:1919–1933年
 第V章 日本にみるドイツ・ポスター:その受容と展開

言語がドイツ語ということで
何のポスターなの理解できないものがいくつかあった。
ベルンハルトが提唱した広告ポスターの基本要素が “画・背景・テキスト” であるならば
そのうちの1つであるテキストが私の場合抜け落ちているわけで
理解できなかったりするのも当然といえば当然か・・・・

絵画的なポスターが即物的ポスターに発展し
そして、それはますますドイツ的なものに変化していっていると感じた。
日本でもおなじみのバウハウスのポスターは、幾何学的な美しさに溢れていた。
また、今では当たり前の写真だが、他の同時代の(イラストで描かれた)ポスターと並んでいると
写真を使用したものなどは、驚くほど違ったものに見えた。

こうして100年も前のポスターを眺めていて思った。
大昔に作られたはずのポスターにも
時代を超えて私たちに訴えかけてくる強さ、新しさがある。
モダンであるということはそういうことなのだと・・・


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ドイツ・ポスター 1890–1933
期間:平成20年2月26日(火)~3月30日(日)
休館日:毎週月曜日
場所:京都国立近代美術館

投稿者: 日時: 2008年03月16日(日) 14:56

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